育児ノート

育児に関する記録を個人的なメモついでにブログの形で残そうと思います

乳幼児の育児に関するガイドラインをGoogleで調べるためのメモ

育児関連の情報をGoogleで検索する時に、ガイドラインとしてまとまった集合知だけを取り出すためにやっていることをまとめた。

 

結論

以下のようにsite指定した上でGoogleで検索することにした。

<検索内容> site:aap.org OR site:.who.int OR site:nichd.nih.gov OR site:webmd.com OR site:aafp.org OR site:nhs.uk OR site:cps.ca OR site:nhmrc.gov.au

 

サンプル

少し前に筆者の家で話題になった「授乳後のゲップ出しにはどの程度時間をかけるべきか?」について調べてみる。

この場合、検索クエリとしては以下のようになる。

How long should you wait to burp your baby after breastfeeding? site:aap.org OR site:.who.int OR site:nichd.nih.gov OR site:webmd.com OR site:nhs.uk OR site:cps.ca OR site:nhmrc.gov.au

 

以下補足。

 

Site指定したにドメインついて

Site指定の引数にしたドメインについてまとめる。

英語を主要言語とする国および国際機関という観点で集めた。

 

アメリカ小児科学会 (American Academy of Pediatrics - AAP): 

https://www.aap.org/

 

世界保健機関 (World Health Organization - WHO): 

https://www.who.int/

 

国立母子保健センター (National Center for Maternal and Child Health): https://www.nichd.nih.gov/
American Academy of Family Physicians(アメリカ家庭医学会)

https://www.aafp.org/home.html

WebMD Parenting: 

https://www.webmd.com/parenting/default.htm

 

イギリス国民保健サービス(NHS)

https://www.nhs.uk/pregnancy/

 

カナダ小児科学会(Canadian Paediatric Society)

https://cps.ca/

 

オーストラリア国立保健・医療研究評議会(National Health and Medical Research Council)

https://www.nhmrc.gov.au/health-advice/children-and-infants

 

 

英語で検索する理由について

Site指定しなかった場合の検索結果を比べると、英語と日本語でそれぞれ検索した場合を比べて、情報の質に明らかな差があった。

日本語の場合は個人のクリニックやアメブロのママブログなんかが上位に出てきてしまう。こういった情報が全て間違っているとは思わないが、こちらは医学の知識がないので正しさの判断が付かない。少し前であれば病院の出してる情報なら正しそうと考えたかもしれないが、コロナのパンデミックを通じて、反マスクや反ワクチンの医師や研究者をたくさんいるのを見て考えを改めた。どこにでも逆張りする人はいる。本来は厚生労働省NHKなんかが、凡人に分かりやすい情報をまとめて発信すべきだが、そうしたカルチャーはなさそうだ。

英語で検索した場合は、そもそもSite指定をしなくても、権威ある機関が.orgや.govのドメインで出している、明らかに信用たり得る情報がたくさん出てきた。これはいくつか理由があるだろうが、

  1. 第2言語も含めると日本語より圧倒的に英語話者が多く情報もそれに伴い充実してること
  2. アカデミックの中心は英語であること
  3. Googleアメリカの会社なので、検索エンジンが日本語よりは当然英文の検索に長けているであろうこと

あたりが理由ではなかろうか。

とはいえアメリカの中でも例えば母乳育児神話など、宗教に近い議論が収束していないようだ。そういった主張の少ないところに限定するために、ダメ押しでSite指定をすることにした。